皆さまからのお便り letters

提供者様とその御家族の皆様≪大西タツ子様≫

 84歳の母が、昨年12月に角膜移植を受けることができ瞳は再び命を頂きました。ありがとうございました。  

術後、日ごとに「少しづつ見える様になってきている」と母が嬉しそうに話すのを聞き、私も涙が溢れてきました。

54歳頃にヘルペスで右目が見えなくなった母は、その後30年間左目だけで頑張ってきました。しかし、その左目も徐々に見えづらくなってきて、母だけでなく娘の私も不安に感じておりました。

ちょうどその頃、主治医の先生から角膜移植の話しを伺いました。角膜移植は、自分より若い方や症状の重い方が受けるものだろうと思っておりましたが、先生の話を伺いその認識を改め、希望を持ち、角膜移植の待機登録を致しました。

そして、昨年12月に最高のプレゼントを頂きました。本当にありがとうございました。

貴重な角膜の提供者様と、その御家族の皆様、心よりお礼を申し上げます。また、執刀して頂いた先生をはじめ、皆様方に感謝致します。

本人がまだ筆をとれないので、本人の気持ちを代筆させて頂きました。