皆さまからのお便り letters

透明な光が見える喜びを知ってもらえるよう願っています。≪萩藤 貴久様≫

私ごとですが、父もある集まりで献眼のことを知り祖母、母に話し三人はすぐに進んでアイバンクに登録しました。
その父も二年前に亡くなり誰かの明るい光になっていることでしょう。

自分の命がわかっていたのか、亡くなる二日前に近くに住む叔父を呼び「アイバンクへ電話してくれ」と言いその後、突然亡くなってしまいました。
周囲の者もびっくりしましたが、そこには父の強い遺志を感じずにはいられませんでした。
そして、無事に献眼することが出来ました。

十三年前に祖母も献眼しました。
角膜移植で不自由な生活から透明な光の中で暮らせるしあわせの助けになれば、お互いの大きな喜びとなります。

これからも、アイバンクに携わっておられる方や眼科の先生の地道な啓発活動により身近な人の理解を深め一人でも二人でも透明な光が見える喜びを知ってもらえるよう願っています。

最後に、関係者の皆様に感謝申し上げます。